サンフランシスコ発--Googleとサムスンが米国時間5月10日、開発者向けカンファレンスGoogle I/Oで、「Android」タブレット「Samsung Galaxy 10.1」を参加者全員に配布し、会場を沸かせた。
Androidの製品管理担当ディレクターHugo Barra氏が「サムスンのご好意により、5000人全員に今日1台ずつ配ることになった」と発表した。
これまではGoogleがGoogle I/Oで何かを無料配布することはあっても、製品は電話に限られていた。このたびの動きにより、同社がAndroid戦略において、開発者の目をタブレットに向けさせようとしていることが分かる。Androidは携帯電話市場でこそAppleの「iOS」と互角に戦っているが、「iPad」との戦いには苦戦している。
Googleは、タブレット用Android「Honeycomb」のアップグレード版である「Android 3.1」を発表している。「MOTOROLA XOOM」が同日中にバージョン3.1にアップデートされる予定とのことだが、Samsung Galaxy 10.1には今後数週間をかけて展開される予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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