TechCrunchは米国時間5月9日、Appleがノースカロライナ州の新しいデータセンターでNuance Communicationsの音声ソフトウェアを運用しており、同社のハードウェアも使用している可能性があると伝えた。6月のWorldwide Developers Conference(WWDC)での発表が予想されている「iOS」の次のメジャーバージョンで、音声技術が改良されるかもしれない。
Nuance Communicationsは、「Dragon NaturallySpeaking」や「Nuance Recognizer」といった音声認識ソフトウェアのプロバイダーであり、Appleのプラットフォームにも4つの音声ソフトウェアを提供している。
TechCrunchは、AppleがNuanceとの契約を進めている間、Microsoftが同社の音声認識技術をiOSで使用するようAppleに提案していたと伝えている。Microsoftは2007年に買収したTellmeの音声認識サービスを「Windows Phone 7」で使用している。
Appleは、2011年の年次株主総会で、ノースカノライナ州のデータセンターは「春」に運用を開始し、同社の「iTunes」および「MobileMe」サービスをサポートするために利用されると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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