既にAppleとNetflixが支配しているビデオオンデマンド市場に、遅まきながらYouTubeも参入しようとしているのかもしれない。
Googleの動画共有サイトYouTubeは、大手ハリウッドスタジオとの契約締結を進めており、ハリウッド映画を含むオンライン映画レンタルサービスを早ければ来週にもローンチする可能性があるという。エンターテインメントウェブサイトTheWrapが報じた。既に契約したスタジオの幹部社員が匿名で明かした情報としてTheWrapが伝えたところによると、Sony Pictures Entertainment、Warner Brothers、UniversalがYouTubeの新サービスに作品のライセンスを提供しているという。
既にインディー映画のレンタルサービスを2.99ドルで提供しているYouTubeは、ペイパービュー方式によるハリウッド映画のストリーミング配信に関して、大手ハリウッドスタジオと交渉に入っていると以前よりうわさされてきた。この報道が正しいとしても、YouTubeがすぐにNetflixを脅かすことはないだろう。ウェブ動画レンタルサービス最大手のNetflixは、利益と加入者数の大幅な増加を発表した。同社は米国時間4月25日、第1四半期の純利益が前年同期比でほぼ倍増し、330万人の新規加入者を獲得したと発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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