Googleの前最高経営責任者(CEO)で現在は同社の会長を務めているEric Schmidt氏の報酬が大幅に引き上げられていたことが、Googleが米国時間4月19日に米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかになった。
この提出文書によると、Google取締役会のリーダーシップ育成および報酬委員会はSchmidt氏に対し、125万ドルの年俸を承認したという。さらに同氏には「目標を達成した場合、基本給の400%相当のボーナス」も付与されることもわかった。つまりSchmidt氏は、うまくいけば1年で600万ドル以上の現金報酬を得ることもできるということだ。
Schmidt氏の新報酬は4月4日付で適用されることになっている。これは同氏がGoogleのCEO職を退任し、同社の共同創設者であるLarry Page氏に職務を引き継いだ日だ。
今は会長職に専念しているSchmidt氏が、GoogleのCEO兼取締役会会長を務めていた時代の報酬は年間1ドルだった。
GoogleはSchmidt氏に多額の報酬を支払う方針に転じており、今回の決定はその最新の動きだ。Googleは2011年初め、Schmidt氏がまだCEOを務めていた時期に、同氏に株式とストックオプションで計1億ドルを与えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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