GoogleのEric Schmidt氏に、株式とストックオプションで1億ドルの報酬が与えられたと報じられている。Googleは米国時間1月20日、同氏が2011年春に最高経営責任者(CEO)を退任し、会長職に専念すると発表していた。
これを最初に報じたBloombergに続いて、The Wall Street Journal(WSJ)は、報酬に関する専門家らの話とデータを引用して、このような報酬が現職のCEOに与えられるのは「非常に異例」のことであり、こうした株式報酬は通常、新しいCEOに与えられるものだと付け加えている。
WSJによると、4年にわたって与えられるSchmidt氏の今回の報酬は、CEO退任時としては、2008年に1億300万ドルの報酬を与えられたMotorolaの当時共同CEOであったSanjay Jha氏以来の最高額であるという。
Schmidt氏は、GoogleのCEOを10年間務め、その間に同社は、驚異的な時価総額と多種多様なテクノロジおよびインターネット関連イニシアチブによって世界中にその名を知らしめた。
Schmidt氏がCEOの座をGoogleの共同創設者であるLarry Page氏に引き継ぐと発表した20日、Googleは、第4四半期の売上高がアナリスト予測を上回る63億7000万ドル(トラフィック獲得コスト(TAC)を差し引く)であったと発表した。同四半期の純利益は25億4000万ドル、一時費用を除くと28億5000万ドルで、1株あたりの利益は8.75ドルとなり、一時費用を除いて8.09ドルというアナリスト予測を上回った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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