logo

MS、次期版「Windows Phone」の詳細など明らかに--「Silverlight 5」と「Kinect SDK」にも言及

Jay Greene (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年04月14日 08時02分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

UPDATE Microsoftは米国時間4月13日、同社のウェブおよび携帯電話開発者向け年次カンファレンスMIX11において、「Windows Phone」の次期バージョン(開発コード名「Mango」)の詳細を明らかにした。

 またMicrosoftは、人気の高いゲーム「Angry Birds」が5月25日に同OSを搭載する携帯電話向けに利用可能になると述べた。

QuantasのWindows Phoneアプリケーション QuantasのWindows Phoneアプリケーション
提供:Microsoft

 MicrosoftのWindows Phoneプログラム管理担当コーポレートバイスプレジデントを務めるJoe Belfiore氏はラスベガスで開催されているMIX11において、他のプログラムを操作中にバックグラウンドで実行可能なアプリケーションを開発可能にするツールについて説明した。また同氏は、デジタル音楽サービス「Spotify」(米国ではまだ提供されていない)の次期バージョンのデモを披露し、同アプリケーションで音楽を再生したまま、携帯電話上の他のプログラムへと切り替えてみせた。Spotifyアプリケーションでは、ユーザーは他のアプリケーションを終了したり中断したりすることなく、すばやく音楽の一時停止や音量調節が可能となる予定である。

 またBelfiore氏は他のデモで、Quantasが構築した、地域の地図やカレンダーのデータを使用した旅行者向けアプリケーションを披露した。携帯電話のホーム画面上で、Quantasの特定のフライトデータを指定し、出発時刻が近づくにつれて、そのタイルには、オンラインでのチェックイン機能や出発ゲート情報の取得といった、フライトの詳細情報が表示される。出発時刻に近くなると、同アプリケーションは、空港に向かうようにと旅行者に通知するアラームを開始する。また、空港への最短経路を示す地図を表示することもできる。さらに同アプリケーションでは、後の便に変更するオプションも提供する。

 Belfiore氏によると、Mangoは「glance and go」(すばやく確認して移動する)のための情報を提供するというMicrosoftの取り組みに基づいて構築される予定だという。「(人々は)探しているものをよりすばやく簡単に検索できるようになる」とBelfiore氏は述べた。

Joe Belfiore氏 Joe Belfiore氏
提供: Jay Greene/CNET

 また同氏は、講演の冒頭で数分間を割いて、2010年にWindows Phoneを提供開始した後の数カ月間は険しい状況であったことを指摘した。2011年2月のアップデートでは、同ソフトウェアを搭載するサムスン製の携帯電話の一部が一時的に利用できなくなった。Microsoftは、バグを修正するためにアップデートの提供を停止した。しかし、バグを修正するためのアップデートでも一部問題が生じた。Microsoftは現在、いわゆる「NoDo」アップデートを徐々に提供を開始しているが、そのペースの遅さに一部のユーザーからは不満が上がっている。

 Belfiore氏は数週間前、最新アップデートをすべてのWindows Phone搭載端末に提供済みと発言し(実際にはまだすべての端末には提供されていなかった)、激しい批判を浴びた。「不用意な発言だった」とBelfiore氏は述べた。

 同社は苦い経験を経て、携帯電話メーカーが自社の電話にソフトウェアを追加しており、それが一部の問題の原因になっていることを知った。アップデートのバージョンによっては、ファクトリ診断モードに移行してしまった携帯電話もあった。

 Microsoftが最新アップデートを慎重にリリースしているのはそのためである。「もう少し用意周到に進める方がよいと思った」とBelfiore氏は述べた。

 そして同氏は、同社がこの問題を乗り越えることを楽観視している。「われわれがこれらの問題を解決し、よりうまく対応できるようになると期待している」とBelfiore氏は述べた。

-PR-企画特集