NTT、NEC、富士通ら「ICTを用いた環境負荷低減」に関する実証実験を一般公開

富永恭子(ロビンソン)2011年02月08日 19時40分

 NTT、NEC、沖電気工業、富士通、三菱電機の5社は2月8日、ICTを用いた環境負荷低減を実現することを目的とした実証実験について一般公開を行うと発表した。一般公開実験は、3月2日の10時から17時30分の間、NTT武蔵野研究開発センタで実施される。

 同実証実験は、総務省の2009年度第2次補正予算「ネットワーク統合制御システム標準化等推進事業」の一環として取り組んでいるもの。オフィスや家庭内などで、種々の家電、機器やセンサからの情報収集、制御を実施するためのインターフェース要件の策定や、ネットワーク上で様々な機器を操作するためのプロトコルの仕様などを標準化することにより、設備の共通化、低廉化を図り、遠隔制御や監視制御等のサービスの普及拡大を促進するとともに、環境負荷低減を実現することを目的としている。

 今回、一般公開される実証実験では、ネットワークインターフェースの標準化による環境負荷低減に関する実験、および環境負荷低減に資するサービス普及のための中間および管理プラットフォームインターフェースの標準化に関する実験が行われる。参加登録の受付期間は2月8日から2月28日まで

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