セプテーニ・ホールディングスは1月13日、Kauliの株式を取得したと発表した。
セプテーニ・ホールディングスでは、連結子会社でインターネット広告事業を手がけるセプテーニにて、アドネットワーク「Spider!」を展開するほか、米AudienceScienceの技術を採用したオーディエンスマネジメントプラットフォーム「Stamp」を提供するなど、アドネットワーク分野のサービス拡充を進めてきた。
Kauliは2009年2月設立のベンチャー。「コンセプトマッチ」と呼ぶ独自のアルゴリズムを用いたアドネットワーク「Kauli」を提供してきたが、2010年9月からはサプライサイドプラットフォーム(SSP)事業を展開。1日8000万回以上の広告配信を実現している。
両社はすでにSpider!の広告配信などで協力関係にあるが、今回の株式取得により、アドネットワーク分野でのさらなる関係強化と競争力強化を図るとしている。
kauliでは今回の発表にあわせて、Kauliへのリアルタイムビッディング(RTB)の導入も発表している。RTBとは広告主がウェブサイトに訪問した属性情報に合わせて、広告をリアルタイムに入札し、配信する仕組み。同社によると、RTBに対応したSSPは国内初になるという。
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