広告ベンチャーのKauli、サプライサイドプラットフォームの提供を開始

 Kauliは9月30日、同社のアドネットワークサービス「Kauliアドネットワーク」の機能強化を発表した。新たにサプライサイドプラットフォーム(SSP)としてサービスの提供を開始した。利用料は無料。

 今回の機能強化により、Kauliが運営するアドネットワークに加えて、他社のアドネットワークを含む複数のアドネットワークから広告を配信できるようになった。広告を掲載するメディアは、Kauliアドネットワーク以外のアドネットワークも自由に登録して一元管理し、サイト訪問者ごとに最も広告収益が見込める広告を、自動で配信できる。

 Kauliでは、アドネットワークごとにサイト訪問者の広告閲覧回数などの計測結果を学習する仕組みを持つ。そのため継続して利用するほど収益性の向上が期待できるとしている。通常純広告を管理するアドサーバ機能は提供しないが、大手メディア向けにはオプションとして提供することも予定している。

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