まずはさっそくV1のパッケージを開けてみよう。トンデモケータイにありがちな安っぽい紙の蓋を開けてみると、そこにはV1本体が鎮座している。あれ、でもおかしいぞ。パッケージの横を見ると本体カラーはピンクか青か白なのに、中に入っている製品はグリーンだ。本来ない色の製品を売っているのかGiant Mobile?って、驚くのはそっちじゃなかった。えーとですね、はい、パッケージの中よーく見てください。いやよーく見なくてもいいんだけどね、何かおかしくないですか?そう、
端末が折れ曲がっていやがる!
えーっと、ケータイってのはストレートとかスライドとか折り畳みとか色々なデザインがあるけど、折れ曲がっているケータイなんてあっていいのだろうか?しかもよく見たら10キーもないし、これじゃ使い物にならないじゃないか。買ったときの値段が妙に安いと思ったら、とうとうまがい物を掴まされてしまったのかオレ!(涙)
──などと涙目になりながら本体を出してみると、たしかに本体がきっちりと折れ曲がっています、このV1は。うーむこの状態でどうやって使えっていうんだよー。手に持って耳に当てるとちょうどいい角度になるからこんなスタイルなのかもしれないけど、ではそもそもどーやって電話かけるんだよぉぉぉっー!ディスプレイ下の部分にもしや数字キーが隠れていると思ったけれど、特にスライドもしないので電話番号すら押せないじゃないか。
と、実は本体をひっくり返してみたらなーんだ、裏側に数字キーがちゃんとありましたよ!ってことで一安心。まったく驚かせやがるよなぁ、このV1は。でもね、考えてみると数字キーが本体の裏側にあるってことはディスプレイを見ながら数字を押せないってことじゃないの?指先で数字を推測しながら番号を押せばいいんだろうけどそんなのいくらなんでも無理。このデザインって使いにくいだけで全くの無意味ではないのか!
ここでパッケージをもう一回見てみれば、見本写真はストレート形状だし右下の写真を見るとなにやら端末にひねりが入っている。も、もしやと思って本体を真ん中から回してみると……回った!てか回すとストレート形状のフツーのケータイになったー!だったら最初っからこの形状でパッケージ内に入れておいてくれればいいものを、なんで使いにくい状態でセットしておくのかねぇー。てかまだ電源も入れてないのにすでに使いにくいという第一印象のV1、前途は多難だ。
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