「Google Voice」を「iPhone」のApp Storeで提供するまでには1年半もの年月がかかったGoogleだが、その後わずか1カ月で、Google Voiceを他の2つのApple製「iOS」搭載端末である「iPod touch」と「iPad」向けに拡張する作業を完了した。
iPadおよびiPod touch(iOS 3.1以降)と互換性のあるGoogle Voiceアプリケーションアップデートが米国時間12月14日にリリースされ、米国ユーザーは自分のGoogle Voice番号あての音声メッセージやテキストをより容易に管理できるようになった。
もちろん、これらの端末は電話ではないため、これらの端末から通話を発信することはできないが、Click-to-Call機能によって、ユーザーのGoogle Voiceアカウントに関連付けられた電話からの発信を操作することができる。
Googleはその他に、iPhoneユーザーを対象とする改良も加えた。サインイン時にユーザーのiPhoneとGoogle Voice受信箱の両方にテキストを送信するのを自動的に停止するための機能などである。電話のテキスト受信箱とGoogle Voiceアプリケーションの両方に同一の受信通知が来るのには、筆者も当初から不満だった。
また、すべての受信通話を音声メールに転送する新しい「Do not disturb」機能や、テキストをタップして長押しすると、保存または削除するためのオプションが表示される機能が追加された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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