Bloombergは米国時間10月5日、テキサス州の小規模な企業Mirror Worldsが保有する3件の特許について、裁判所がAppleの侵害を認め、同社に約6億ドルの損害賠償を支払うよう命じたと報じた。問題の特許は、Appleの「Cover Flow」技術と関連があると同報道は伝えている。裁判所に提出された書類によると、Appleは米国時間10月3日に命令の執行停止を求める緊急の申し立てを行ったという。
Motorolaは米国時間10月6日、18件の特許を侵害しているとしてAppleを提訴した。Motorolaによると、Appleは、「iPad」「iPhone」「iPod touch」ならびに一部の「Mac」コンピュータ、および「MobileMe」や「App Store」を含む関連サービスに、Motorolaが開発した技術を組み込んでいるという。Motorolaは、米国際貿易委員会(ITC)にAppleの調査を要請したことを明らかにした。
10月中旬、Appleが「Back to the Mac」(Macへの回帰)と名付けられたイベントを米国時間10月20日に開催することが明らかになった。
米メディア各社に送付された「Back to the Mac」イベントへの招待状において、Appleロゴの後ろからライオンが顔をのぞかせている画像があること、また、「Mac OS Xの次期メジャーバージョン」の披露を約束していることから、同OSの次期バージョンが「Lion」になるのではと予想された。また、同イベントで小型の「MacBook Air」が新たに登場するのではとも予想された。
「Back to the Mac」イベントを間近に控えた米国時間10月18日、Appleは第4四半期決算を発表し、売上高および利益が同社にとって過去最高になったと述べた。この決算報告の電話会議には、同社最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が珍しく登場し、GoogleやAndroid、そして、7インチタブレットの可能性について語った。
Appleは米国時間10月20日、「Back to the Mac」イベントを開催し、以下内容を発表した。
その他の出来事としては、「Java for Mac OS X 10.6 Update 3」において、MacにおけるJavaのサポートを近い将来終了する可能性をAppleは示唆したというものがある(米国時間10月20日)。Verizonが「iPad」の販売を米国で開始(米国時間10月28日)。そして、iPhone 4ホワイトモデルの発売が、2011年春まで延期されたことが報じられた(米国時間10月26日)。
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