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Facebook対グーグル--データ可搬性をめぐる議論の真の争点

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年11月22日 07時30分
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 米国で最も重要なウェブ企業2社が、どちらのサービスが本当にユーザーのことを思っているかをめぐって、メディアを通じた中傷合戦という最後の手段に訴えることになれば、皆不安になるはずだ。

 テクノロジ関連ニュースが取り上げる口げんかは面白く読んでいるが、Larry Ellison氏とRay Lane氏が一体何について話しているのかを考えるのは面倒というなら、Google対Facebookの対決をお見せしよう。いや、筆者を信頼してもらって大丈夫だ。長い間、衝突へと向かっていたGoogleとFacebookは現在、ウェブ上に蓄積された個人情報をきちんと管理しているのはどちらかをめぐって、激しく戦っている。

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 この論争は長年にわたり一触即発の状態にあったが、11月にGoogleがサービス規約の重要な部分を変更したことで、とうとう爆発した。変更されたのは、「Gmail」の連絡先情報をインポートできるようにしているWebサービスが、その連絡先情報をどう扱わなければならないかを定めている部分だ。要するにGoogleは、Gmailの連絡先データを自動的にインポートしたいWebサービスではすべて、そのデータを同じくらい簡単にエクスポートできるようにしなればならないと言っている。

 Googleは、この変更が明らかにFacebookを対象としたものであることを隠そうともしなかった。これを受けてFacebookは、ユーザーがGmailの連絡先情報をインポートする方法を変更した。具体的には、Gmailの連絡先情報を自動的にCSVファイルとしてダウンロードし、別のボタンをクリックするとFacebookにそのファイルがアップロードされるというスクリプトを作成している。

GoogleはGmailユーザーに、もう一度よく考えて、それには賛成できないと言ってもらいたいと考えている。 GoogleはGmailユーザーに、もう一度よく考えて、それには賛成できないと言ってほしいと考えている。
提供:Screenshot by Tom Krazit/CNET

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