マカフィー、フィッシング対策協議会と連携--URL情報を製品に反映

 マカフィーは、JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)が運営するフィッシング対策協議会からフィッシングサイトのURL情報の提供を受けて、個人向けと企業向けの両製品のフィッシング対策機能を強化する。11月16日に発表された。

 マカフィーは、オンラインバンキングやオンラインショッピングの個人情報や口座番号などの窃盗を目的としたフィッシング詐欺が急速に拡大しており、その手法も巧妙化、悪質化が進んでいることを受け、フィッシング対策協議会とJPCERT/CCと連携し、マカフィー製品のフィッシング対策機能を強化する。マカフィーが日本国内で第三者機関と連携してフィッシング対策を実施するのは、今回が初となる。

 今回の連携は、フィッシング対策協議会が2月に開始した「フィッシングサイトが停止するまでの間の利用者のリスク低減を目的として、フィッシング対策サービスを提供する協議会会員、オブザーバー向けにフィッシングサイトのデータを提供する」取り組みに賛同し、協力するものとなっている。

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