Microsoftは米国時間11月9日、Motorolaに対する訴訟をワシントン州西地区連邦地方裁判所に提起した。
Microsoftは、特許ライセンスの利用に対してMotorolaが法外なロイヤリティの支払いを求めていると主張している。Microsoftは対象となっている特許をXboxのワイヤレスネットワークやビデオコーディングに利用している。
Microsoftの広報担当は米CNETの取材に対し、以下のように述べた。
Microsoftは11月9日、無線とビデオコーディングの両技術に関する特定の特許ライセンスを妥当かつ公平な条件の下で提供するという、米国電気電子学会(IEEE)と米国際貿易委員会(ITC)との契約に関する合意に違反したとして、Motorolaをワシントン州西地区連邦地方裁判所に提訴した。この合意はこれらの標準技術に依存するすべての関係者の利益になることを目的としたものだ。先ごろMotorolaはロイヤリティの支払いをMicrosoftに求める催告書を送付してきており、こうした合意の不履行によってMicrosoftは不利益を被っている。
Microsoftは10月にも、複数の同社特許をMotorolaの「Android」デバイスが侵害しているとしてMotorolaを訴えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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