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大変身を遂げた新型Apple TV詳細レビュー(前編) - (page 2)

文:Matthew Moskovciak(CNET News) 翻訳校正:石橋啓一郎2010年10月22日 08時00分
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デザイン

 われわれはApple TVが小さいということは知っていたが、実際に箱から出してみて初めて、どれほど小さいかを改めて思い知らされた。今回のApple TVは初代Apple TVの4分の1の大きさであり、より印象的なのは、Rokuの動画ストリーミング製品よりもさらに小さいということだ。多くのAppleの製品のデザインは、ステータスを追い求めるガジェットマニアにとって究極のものだと考えられているが、Apple TVのスタイルは明らかに控えめなものだ。Apple TVはチャコールグレーの小さな箱で、周囲はつや出し仕上げ、Appleのロゴがある上面はつや消し仕上げになっている。底面には少し勾配がついており、滑らないよう表面がゴム状になっている。前面パネルの右側に、小さな白いライトがついているのだが、残念ながらこの光を設定メニューで消すことはできない。全体的に、この地味な外見は、目立つことよりも周囲と馴染むことが重要なホームシアター用デバイスには適していると言える。

初代Apple TVに比べ、4分の1の大きさになった新型Apple TV
新型のApple TVは、旧型のものよりずっと小さくなっているが、その大きな理由はハードディスクがないことだ。

 Apple TVに用意されている接続端子は基本的だが、十分なものだ。Apple TVには802.11nの無線LANが組み込まれており、リビングにLANケーブルを引き回す必要はない。背面パネルにあるもっとも重要な端子はHDMI出力で、これ1つでHD動画とサラウンド音声の両方を伝送できる。古いテレビに接続するためのコンポーネント端子は用意されていないが、最近のハイビジョンテレビには、必ずHDMI端子がある。HDMI端子のない古いAV機器を持っている人向けに、光デジタルオーディオ出力端子も備えられており、これもサラウンド音声に対応している。安定した有線ネットワーク接続を使いたい人には、イーサネットポートも用意されている。最後にMicro-USBポートもあるが、これは一般には使用しない。

 同梱されているリモコンも、本体同様、ミニマムなものだ。iMacに同梱されているのと同じ、非常にスリムなコントローラーで、アルミニウムのケースに方向パッド、メニューボタン、再生・一時停止ボタンがついているだけだ。Apple TVのインターフェースは単純なため、Appleの標準的な操作に慣れていれば、これだけのボタンしか必要としない。前に戻るには、メニューボタンを使う。

 同梱されているリモコンがあれば、Apple TVの簡単な操作には十分だが、無料のRemoteアプリを使ってiPhone、iPod touch、iPadをコントローラーとして使用したときに、このデバイスは真価を発揮する。ジェスチャーによる操作を使えば、スワイプとタップでメニューを選ぶことができる上、デバイスのキーボードを使えば、標準のリモコンとスクリーンキーボードを使うよりもずっと速くテキストを入力できる。さらに素晴らしいのは、iTunesに入っているライブラリから、カバーアートを使って再生する音楽を決めていくことができる点だ。デジタル音楽ライブラリの閲覧するやり方としては、これは最高の方法の1つだろう。

設定とユーザーインターフェース

 初期設定は非常に簡単だ。電源をつなぎ、HDMIケーブルを接続し、ハイビジョンテレビの電源をつければ、ガイド付きのオンライン設定画面が表示される。次に言語を選び、ルータを選び、パスワードを入力すれば、Apple TVを使い始めることができる。Home SharingやNetflixのような、より複雑な機能を使うには、いくつか追加の情報を入力する必要があるが、それも難しいことではない。

Apple TVのインターフェース画面
Apple TVのメイン画面のユーザーインターフェースは、われわれが知る限り、動画ストリーミングデバイスの中で最高のものだ。

 ユーザーインターフェースは初代のApple TVからあまり変更はないが、これは悪いことではない。メイン画面には、基本的なコンテンツの分類(映画、テレビ番組、インターネット、コンピュータ、設定)がリストアップされている。ここで映画を選べば、映画メニューのメイン画面に飛ぶ前に、現在人気がある映画のカバーアートのリストが画面上部に表示される。

 映画とテレビ番組については、人気コンテンツ、ジャンル、直接検索から探すことができる。また、放送していたテレビ局ネットワークからテレビ番組を探すこともできる。NetflixやFlickrのようなApple以外のサービスは、すべてインターネットのカテゴリに分類されている。操作は非常に軽快で、画面は直感的に分かりやすく配置されている。見た目がよいものを探しているのなら、Apple TVに優るものはない。

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