comScoreは米国時間10月13日、9月の米国検索エンジン市場に関する調査結果を発表した。
9月の「明確なコア検索」においてGoogleは、8月と比べて0.7ポイント上昇し、 66.1%を占めた。Microsoftは 0.1ポイント上昇し、11.2%を獲得した。米Yahooは、16.7%で2位にとどまったが、0.7ポイント失った。
検索数で見た場合、Googleは9月の米国検索160億件のうち106億件を獲得し、8月に比べて3%上昇した。Yahooは27億件で、2%下降した。Microsoftが18億件で、3%上昇した。
9月の「コア検索」においてGoogleは、実行された全コア検索クエリの62.9%を獲得しており、続くYahooは19.2%を獲得、Microsoftは12.5%を獲得した。Googleのシェアが2.4%上昇した理由として、同社が9月に発表したInstant Searchの影響をcomScoreは挙げている。
検索数で見た場合、Googleは9月の米国検索177億件のうち111億件を獲得し、続くYahooは34億件、Microsoftは22億件を獲得した。
comScoreの調査において、ひとつの企業の統計値には、その企業が所有する検索サービスすべてが含まれている。例えば、Googleの結果には、同社メインページでの検索、 YouTube、Google News、Google Imagesなどが含まれている。
comScoreはまた、今回の調査で最新の「Powered by」検索の統計値も発表した。この検索では、Bingのシェアの場合、自身のサイトでの検索に加え、MicrosoftとYahooの提携の結果としてYahooのウェブ、画像、ビデオ検索ページの検索が含まれる。Googleの場合、AOLやAskの MyWebSearchで実行される特定の検索結果が含まれる。
この検索を見た場合、9月における米国の検索の69.1%はGoogleによるオーガニック(無償)検索を利用しており、23.5%がBingによるオーガニック検索を利用していたとcomScoreは報告している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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