K-Touch D99のパッケージは上部に窓を設けて端末が見えるようにしているなど、大手メーカーらしくあか抜けた感じだ。さらに端末を収納する部分を含めパッケージは紙1枚による一体成型であり無駄がない。意外とエコロジーを考えているのだろうか?このあたりは海外の大手メーカーも見習うべきだろう。まぁコストを考えてこんな作りにしているのだろうが、こんな地道な努力が製品コストの引き下げにも結びついているはずだ。
パッケージ内に入っているアクセサリもきちんとした袋に入れられているなど、これもいい感じである。トンデモケータイを買うとヘッドフォンやらケーブルが適当に入れられていることが多く、ワクワクして買ったものの箱を開けるとなんだかがっかり、なんて製品が大半なのだ。とにかくこんな細かいところにも安心感があるのが同社製品が売れている理由のひとつになっているのだろう。
ところで面白いのがバッテリだ。D99はフルタッチフォンということもあってかバッテリ容量は1100mAhの大容量のものが付属している。これが2個付属しているのはトンデモケータイにはよくあることなのだが、D99ものは片側に端子が2箇所もあるのだ。これってまさか端末に電気をデュアル供給しちゃうのか?やっぱりフルタッチケータイは電気を食うんだろうか?なんて思ってしまったのだがそれは素人考え。単純に他の機種と共通のバッテリを採用していることのようだ。
ちなみに付属のバッテリ充電器は端子が真ん中になっている。この充電器も他機種と共用らしい。まぁだったらD99の端子位置も真ん中にすればいいのだろうけど、そのあたりはSIMカードスロットやメモリカードスロットとの位置の兼ね合いで難しいのだろう。だったら端子を2カ所につけちゃえ、って発送は実は非常に合理的な気がしないだろうか?でもこんなバッテリ、他のトンデモケータイでも見たことないぞ!
さてと、パッケージやアクセサリの話はこのくらいにしていよいよD99本体とのご対面である。ブラック一色のフルタッチデザインは意外とかっこいいじゃないか!これなら常用してもいいかもしれない、なんて思わせてくれる。でも、あれ、よーく見るとなんだかおかしくないですか?てなことで謎の本体デザインに迫ってみよう!
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