Hewlett-Packard(HP)は米国時間9月30日、Léo Apotheker氏を同社の社長兼最高経営責任者(CEO)に選出したと発表した。
Apotheker氏は、SAPの元CEOである。同氏は11月1日付けで、Mark Hurd氏が辞任した職を引き継ぐ予定である。
Apotheker氏は、HPの取締役会にも加わる予定である。またHPは、Kleiner Perkins Caufield & Byersのマネージングパートナーを務めるRay Lane氏を非常勤会長として任命したとも述べた。
Apotheker氏は、2008年から2010年までの間、SAPのCEOを務めた。
HPは、社内と社外の両方の候補者を検討していると述べていた。Hurd氏や、それ以前のCarly Fiorina氏と同様に、Apotheker氏についても、HPはまた、社外の候補者を選出したことになる。
HPの取締役会役員を務めるRobert Ryan氏は30日付けの声明で、Apotheker氏を選出したのは、同氏が「技術に対する情熱、広範囲にわたるグローバルな経験、実証された運営規律を有する、戦略的思考の持ち主」だからだと述べた。
Hurd氏は、セクハラ疑惑と経費報告スキャンダルのさなかの8月6日、辞任に追い込まれた。同氏はその後、Oracleの共同社長に就任している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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