サンフランシスコ発--Twitterは米国時間9月14日、ウェブサイトの大幅なデザイン変更を発表した。同社の幹部の1人は、このデザイン変更によって、より簡単で、より速く、優れたユーザーエクスペリエンスが実現すると語る。
サイトのデザイン変更にはがっかりさせられることが多いが、新しいTwitter.comは、この人気のあるマイクロブログサービスのウェブベースインターフェースの根本的なリニューアルに等しい。それは主に、新しいインターフェースが導入され、あらゆる種類のコンテンツ(写真や動画から、ユーザープロフィールや地理位置情報まで)を閲覧できる表示ペインが追加されたからだ。
Twitterの最高経営責任者(CEO)のEvan Williams氏は、一部のユーザーは新しくなったサイト(以下の動画を参照)をすぐに使えるようになり、ほかのユーザーも数週間以内に使えるようになると述べている。
Williams氏は、当地のTwitter本社に集まった大勢のテクノロジジャーナリストに対し、このデザイン変更の背後にある基本的な考えは、サービスをより使いやすく、より速くすることだと語った。現在、アクティブユーザーの78%が、Twitterのサービスを利用する際に、モバイル環境やデスクトップ環境で利用可能な数多くのサードパーティー製アプリケーションではなく、Twitter.comを利用しているという。
Twitterの製品担当ディレクターJason Goldman氏は、デザイン変更によって、さらに多くのユーザーがTwitter.comを利用するようになることを期待しているかと質問されて、「新サイトで得られるエクスペリエンスのために、人々は以前よりも頻繁にサイトを利用するようになると思う」と述べた。
Twitterは驚異的な速度で成長する間にも、明らかに、ウェブサイトについてのフィードバックに耳を傾けていた。同サービスは1日に約37万アカウントが新規登録されており、そのうちの約16%がモバイルデバイス経由だとWilliams氏は言う。
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