再設計の一環として、Twitterはメディア企業16社(Flicker、YouTube、Vimeo、TwitPicなど)と契約を締結し、これらのサービスのコンテンツを新しい閲覧ペインに表示できるようにした。この契約には、金銭的なやり取りは含まれていなかったようだ。
新しいTwitter.comが公開されたのは9月14日だが、Williams氏やほかのTwitter幹部は、同社が何カ月にもわたって、新サイトを社内で(そして少人数の社外テスターグループによって)試してきたと語った。またWilliams氏は、機能の一部はTwitterの新しい「iPad」アプリケーションと同じだが、ウェブの再設計の方が先にスタートしたとも述べている。
一見したところでは、Twitterはリニューアルに関して非常にいい仕事をしたと言わざるを得ない。筆者は、Twitterのサービスを使う際にまずTwitter.comを見るという78%のユーザーには含まれていない。ずっと「TweetDeck」ユーザーだからだ。また今回のリニューアルが、筆者がTwitter.comを主に見るようになるほどのものかどうかは分からない。
とはいえ、ツイートのタイムラインを延々とスクロールできるのは確かにいいことだ。また、ユーザーがメイン表示から移動しなくても、写真や動画、さらにプロフィールなどのコンテンツを閲覧できるようになるのは、Twitterにとっては大きな前進だ。Williams氏によれば、このサイトはこれまでよりも高速化したというが、筆者には、その主張を新しいサイトで評価する時間がなかった。
しかし、全体的に見ると、これがTwitterにとって大きな前進であることは疑いようもない。このサイトのリニューアルが同社に利益をもたらすかどうかについては、14日にはWilliams氏もほかの幹部も具体的に語らなかった。しかし、それはもちろん、その報道機関向けイベントで多くの人が気にしていた疑問だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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