生活保護世帯などを対象に、地上デジタル放送の簡易チューナを無償で配布する総務省の支援事業で、2010年8月末までの申し込み数が約31万件にとどまったことが明らかになった。
地デジの簡易チューナ無償配布は、2010年12月28日までに124万台の給付を予定している。申請期間は、当初4月19日から7月2日を予定していたが、12月28日までの延長を発表した。総務省地デジチューナー支援実施センターによると、8月末時点での申し込みは約31万件で、給付計画総数の約4分の1にとどまっている。
総務省では申請期間を延長したほか、対象世帯を住民税非課税世帯などにも拡大する方針としている。
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