生活保護世帯などを対象にした簡易地デジチューナの無償配布事業で、山形県天童市の対象世帯に対し、工事業者が費用を誤請求していたことがわかった。
簡易チューナの配布は、総務省がNTT-MEに委託している事業。工事費など設置に必要な経費は全額委託事業者が負担する。しかし山形県天童市で6月10日に対象世帯を訪問した際、工事担当業者が工事代金を誤って請求、受領していたことが、地方公共団体への問い合わせにより18日に判明した。
NTT-MEは、今回の事態判明後、対象世帯に謝罪と返金を実施。また、事業を管轄する総務省も「当該工事業者の理解不足」との見解を示し、NTT-MEに対して口頭で厳重に注意したとしている。
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