総務省、無償地デジチューナの申請期間を延長--申し込み件数予測下回る

 総務省は、生活保護受給世帯などを対象にした、地デジ簡易チューナの申請期間を延長すると発表した。締切は当初予定の7月2日から12月28日になる。

 簡易地デジチューナーの無償配布の受け付けは、4月19日に開始され、当初予定では7月2日までとされていた。総務省によると、6月28日現在での申請件数は約22万件。最大で120万件とした2010年度の支援可能件数を大幅に下回る見込みとなったことから、延長を決めたという。

 無償配布の対象は、NHKの受信料が全額免除されている世帯で、かつ生活保護などの公的扶助を受けている、または障害者と同居で世帯全員が市町村民税非課税、社会福祉施設に入居している世帯。申し込みは、総務省 地デジチューナー支援実施センターで受け付けている。

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