電子メールに埋もれ、どれから手を付けようか困っているGmailユーザーに朗報だ。Googleは米国時間8月30日夜、「Priority Inbox」と呼ばれるGmailの新機能を発表した。Priority Inboxはまだベータ版だが、受信した電子メールを「Important and unread(重要だが未読)」「Starred(スター付き)」「Everything else(その他)」に分類する。
GoogleソフトウェアエンジニアDoug Aberdeen氏は、同機能について、スパムというわけではないが、「あまり重要でもない」電子メールに狙いを定めている、と同社Gmailブログへの投稿で説明する
また、ソートを開始するにあたり、ルールの設定は不要となっている。Priority Inboxは、ユーザーが誰に最も多くメールを送信したか、どのメッセージを無視せずに開封して返信したかなどから、独自の手がかりを得る。
Aberdeen氏は、「Gmailを使うほどに、メッセージのカテゴリ分けが向上する」と述べる。「受信箱上部にある(プラスまたはマイナス)ボタンをクリックし、スレッドを重要または非重要と正しくマークすることで、精度が上がるのを促すことができる」(Aberdeen氏)
Priority Inboxは、全Gmailユーザーに来週から順次提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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