Googleは米国時間8月10日、「Gmail」内の連絡先管理ツールに「オーバーホール」を行っていると発表した。
Googleによると、ユーザーへの提供プロセスがすでに始まっているGmailの連絡先マネージャの強化版には、いくつもの微調整が加えられているが、最大の目玉は自動保存だという。これにより、連絡先に変更を行う際、編集や追加を途中で中断できる。途中でページを閉じるか、ほかのページに移動する場合も、これらの変更は自動的に保存され、ユーザーが保存操作をする必要がない。
加えて、Gmailの標準キーボードショートカットと、Googleが用意したフィールドでは満足できない場合にカスタマイズする方法が提供される。Gmailのヘルプページによると、こうしたカスタムのラベルはまだ、Googleによる「iPhone」と「BlackBerry」向け「ActiveSync」製品のユーザーには同期されないという。これらのデバイスから重要な情報にアクセスできるようにしておきたい人は、留意しておくべきだろう。他の改良点としては、最後の変更を取り消すことのできるボタンが追加されたことや、これまでファーストネームでアルファベット順がデフォルトだった連絡先の並び替えにラストネームが使えるようになったことなどが挙げられる。
機能変更とは別に、Googleは連絡先とToDoリストを、Gmail体験のより目立つ部分に位置づけ、これら2つのリンクをページの左上に移動させた。これまで、両リンクはユーザーが作成したラベルの下に位置しており、見落とされがちだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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