一部の報道機関が米国時間7月29日、複数のGoogleサービスが中国本土において遮断されたと報じた。報道のきっかけとなったのは、Googleの「Mainland China service availability」チャートの表示だ。中国でのGoogleサービスの稼働状態を示す同チャートにおいて、ウェブ検索、YouTube、広告、Bloggerなどが完全に遮断(Fully Blocked)された状態と表示された。また、Google Images、News、Docs、Groupsなどが一部遮断(Partially Blocked)された状態と表示されたのだ。
この表示により、Googleの中国サイトがアクセス不能になったと一時話題になったが、これに対してGoogleは声明を発表し、同社サービスのアクセシビリティを判定するサーバが遮断レベルを過大評価した可能性があることを発表した。
中国におけるアクセシビリティを計測する手法により、われわれのマシンが遮断レベルを過大評価する場合がある。このような状態が、比較的小規模な遮断があった昨夜に発生した可能性がある。中国にいるユーザーは、われわれのサービスに通常通りアクセスしている。
また、Googleは同チャートがリアルタイム表示をしていないことも声明で述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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