10:44:Q:デバイス出荷前に、この件を知らされていたか?
A:Jobs氏「Bloombergの記事のことを言っているのか?われわれは、単なるうわさではなく、より多くの証拠を提供しようとしているが、彼らはそれができない」
Jobs氏「Appleでは、全員が素晴らしい電話を作ろうと思っており、素晴らしさとは何かを議論している。モチベーションはそこにある。しかし、あの記事に描かれていたことは事実ではない」
「Rubin(Caballero氏。Bloombergの記事で、Jobs氏に問題を話したとされるアンテナの専門家)もまったくくだらないと言っている」
10:47:Q:Appleは、外見と機能のいずれかをユーザーに選ばす企業か?
A:Jobs氏「いいえ。われわれは両方をする」
10:53:Q:9月30日を過ぎると、無償バンパーの提供は終了するのか?
A:Jobs氏「いいえ。その時点になれば、再度検討する」
11:04:Q:現世代iPhone 4でハードウェア面のデザイン変更はあるか?
A:Jobs氏「ウェブにアクセスすれば、『ここを覆わないでください』や『指で触れないでください』というステッカーを付けて出荷された携帯電話の写真を見つけられるだろう」。
われわれは、この問題を解決する洗練されたアンテナ設計に引き続き取り組んでいく、もしくは問題の箇所を単にほかに移すつもりだとJobs氏。
11:07:Q:自主回収は検討したか?
A:Jobs氏「顧客を愛しているならば、いかなることが検討材料である。しかし、われわれはデータを基に取り組んでいる。どうしてユーザーがこうした問題を経験しているのか理解したいと考えている」。ユーザーから不満の電子メールを受け取った後、調査のため、デンバー、マイアミ、シアトルに技術チームを送ったとJobs氏は述べる。「われわれは、問題の真相を理解し、顧客を満足させるために何でもやろうとしている」
11:08:Q:Appleストアの返品率は?
A:Cook氏「少ない。非常に少ない」
11:13:Q:ワールドワイドの展開で戦略的な変更はあるか?
A:Jobs氏「いいえ」
「アンテナ問題は特に米国で顕著だった。多くのフィードバックを米国で受け取った」
「2番目に多い不満の電子メールは、入手できない顧客からだった」
11:15:Q:これが今後に及ぼす影響は? A:Cook氏「20日に第3四半期決算を発表する。その時に詳細を明らかにするつもりだ」
11:24:Q:ユーザーから電子メールを受け取った後にエンジニアを派遣したということだが、コミュニケーションがこの問題に役立ったということか?
A:Jobs氏「わたしは大量の電子メールを受け取っている。場合によっては返事をすることもある。業務があるため、すべてに返信しているわけではない。一部では、それがオンラインで投稿され始めているが、それはよく思っていない。そして、ごく最近では、捏造すらされている。すべてを信じてはいけないということだ」
11:25:Jobs氏「今日はお集まりいただきありがとうございました」
11:26:以上でライブカバレッジは終了。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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