これは、「iPhone 4」のアンテナをめぐる問題に対する解決策となるのだろうか?
Appleは米国時間7月14日、「iOS 4.1」を開発者向けに公開した。同社は、提供開始から1カ月足らずでiOS 4に対する初めてのソフトウェアアップデートをリリースしたことになる。
Appleは2週間前にアップデートを約束しており、今回はそれに対するものと考えられる。Appleは公開書簡で、一部のiPhone 4で発生していた特定の握り方による受信問題は、ソフトウェアが端末のシグナルバーを正しく表示しないことに関係があると述べていた。このたびのアップデートは、シグナルバーの表示をより正確で明瞭にすることが約束されていた。右にある画像をみると、iOS 4.1をインストールしたiPhone 4では、シグナルバーが少し高くなっていることがわかる。
しかし、このシグナルバー表示が、アンテナ問題の対策に関係するものであるかどうかは明らかではない。アンテナ問題は、ハードウェアに関係している模様で(アンテナは端末側面に取り付けられた金属部分に組み込まれている)、シグナルバーが正しく表示されているかどうかは、通話が実際に切れたり、信号が受信されなくなったりすることには影響しないと思われる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」