Appleは約束どおり、「iPhone 4」のソフトウェアアップデートをリリースした。
同社は米国時間7月15日、3週間前にリリースされたばかりの「iPhone」用OSに対するアップデート「iOS 4.0.1」をリリースした。
同アップデートには、「受信強度として何本のバーを表示するかを判定する計算式」に対するバグ修正と改良が含まれている。iOS 4.0.1 は、「iPhone 3G」「iPhone 3GS」、およびiPhone 4のみに対応する。
これはAppleが2週間前にリリースすると述べていたアップデートである。Appleは当時の公開書簡において、iPhone 4をある特定の持ち方で握ると通話が途切れたり通信の帯域が狭まったりするという、一部のユーザーが遭遇した問題は、受信強度バーを誤表示しているソフトウェアに関連していると述べた。今回のアップデートでは、受信強度バーをより正確かつ明確に表示すると約束していた。
Appleは14日、「iOS 4.1」のベータ版を開発者向けにのみリリースしたが、こちらも受信強度バーを表示するための計算式が同様に修正されていたようである。
しかし、受信強度バーの表示が、大きく取り上げられているiPhone 4のアンテナの「death grip」(死の握り)問題と関連があるのかどうかは明らかではない。アンテナ問題は、ハードウェアに関連するようであり(アンテナは電話本体の周囲を取り巻く金属製バンドに内蔵されている)、受信強度バーの表示が誤っているかどうかが、通話の途切れや信号の喪失に影響を与えることはないと思われる。
16日にはAppleが記者会見でiPhone 4について詳しく説明する予定であり、さらなる詳細が明らかになるものと思われる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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