ところでパッケージを見てみると、ベルベット調仕上げの仕切りの下にはアクセサリがいくつか入れられている。マニュアルやACアダプタはもちろんのこと、「ビジネスケータイ」として作られたことを意識させてくれる、ナイスなアクセサリも付属しているのだ。それが革調の外付けケースである。
このケースの装着は簡単だ。端末を内部に挿入すれば、そのままピタリと装着完了である。閉じた状態では端末本体の側面のシルバーのモールドが革ケースの横から見えるようになっており、綺麗なシルエットを描き出す。ケースの下側にもシルバーのモールドがあるなど、本体とのデザインも一体化されているようだ。また背面はカメラ部分などに閉じた状態でテーブルの上などに置いていると、これがケータイには見えないだろう。
また使用時にはケース前部をフリップ状に開けばよい。この部分にはマグネットが内蔵されているようで、閉じた際は端末本体にピタリと固着されるのが心地よい。さすがに本皮ではないものの、反りや曲がりもなく端末に一体化するかのごとく装着できるこのカバーは端末の価値をあげる役割を十分果たしているようである。トンデモケータイと呼ぶのがなんだか申し訳ない、そんな気がしてしまうくらいだ。
その他にはPCとの接続アプリが入ったCDやヘッドセットなどが付属する。パッケージの箱は薄いものの、時計が付属してくる分だけサイズが広く、アクセサリを多数いれるだけのスペースが十分確保されているわけだ。まぁ確かに本体だけだったらそれこそタバコの箱の2つ分くらいのサイズのパッケージに収まっちゃうくらいだろう。時計を付属させたことでアクセサリもちゃんと収まるってのは、これも計算してのことなのかも。
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