ではパッケージを開けてみよう。薄い箱をあけてみるとそこにはケータイがきれいに収められている。──って、その前に気がつくのがケータイの横に堂々と鎮座している腕時計だ!なんで腕時計がここに入っているの?これはもしや「できるビジネスパーソンのため」に美しい時計も一緒にどうぞってことなんだろうか。でも今日日、腕時計くらい誰でも持っているものじゃないの?
まぁお客さんによっては「ケータイ買ったら腕時計もついてきた、ラッキー!」と思う人もいるのかもしれないけどね。でもさー、この程度の時計なんて、1000円もしないんじゃないの?好みだってあるだろうし。こんな腕時計、もらってもあまりうれしくないかもしれない。
しかし、よーく見ると文字盤にはちゃんと「TECNO」のメーカー名が入っているし、日付や曜日も設定できるなど時計として意外と悪くないブツなのだ。裏の電池蓋にもやはりTECNOの名前が入っている。テキトーな腕時計を持ってきてパッケージに入れたのではなく、ちゃんと自社ブランド品を入れてくるあたりはちゃんと考えているようだ。ま、安物なので革ベルトはすぐに汗でダメになっちゃいそうだけど……。
まぁ時計目当てにこんなケータイ買う人はいないだろうから、たとえば新入社員にギフトとして配る、なんてのも面白いかもしれない。いずれにせよ時計をつけてケータイを売っちゃう、なんて考えはなかなか面白いかもしれない。ただし、問題がひとつ。
この腕時計、竜頭を回して時間は合わせられるものの、日付と曜日を直接動かすことができない。そのため、延々と針を回して日付を動かしていなくてはならないのだ。たとえば買ったときの時計の日付が1日で、今日が15日だったら時計の針を延々とまわし続けなくてはならないようなのだ。まぁオマケだから仕方ないとはいえ、これじゃーもらっても使うのが大変だ。てか、これケータイの記事なんだよな。オマケの時計の話を延々としている場合ではなかった!
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