KDDI、通期業績予想を下方修正--携帯電話の販売コストが増加

永井美智子(編集部)2010年04月19日 10時52分

 KDDIは4月16日、2010年3月期の通期業績予想を下方修正した。au携帯電話の総販売台数が予想よりも好調に推移し、販売コストが増加したことなどが原因という。

 営業収益(売上高)は1月25日に公表した業績予想より380億円減(前年同期比1.6%減)の3兆4420億円、営業利益は同265億円減(前年同期比0.1%増)の4435億円、経常利益は同275億円減(前年同期比4.1%減)の4225億円、純利益は同125億円減(前年同期比4.6%減)の2125億円となる見込み。

 携帯電話事業以外の要因としては、固定通信事業において、音声などのレガシー系サービスが予想よりも減少したことを挙げている。また、固定通信事業で利用している低稼働設備の集約、撤去などにかかる費用として、約610億円を特別損失に計上する予定だ。

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