スタイリッシュで両面対応!の「謎」ケータイ--中国トンデモケータイ図鑑 - (page 3)

なんと両面ケータイだったとは!

 箱にはデカデカと「超薄双面機」「双屏」「双ボタン」などと表記されている。そう、このZJR659はなんと両面ケータイだったのだ!両面ケータイといえば以前、かなり古い韓国製のものを紹介したが、ZJR659はフルタッチの最新ケータイでありながらも両面が使えるケータイなのだ。うーむ、スタイリッシュ&両面対応だなんて、このJugateってメーカーが何を考えているのかよくわからん。きっと「何でもいいからいれちまえ」そんな精神でケータイを作っているんだろう。

 ZJR659を裏返してみると、そこには10キーパッドと小さなモノクロディスプレイがある。なるほど確かに両面ケータイだ。あれ、ではどうやってSIMカードを入れるんだろう?韓国の両面ケータイは側面からSIMカードを入れ、構造上バッテリは外せなかった。一方、このZJR659は10キー部分が外れ、ここからSIMカードやバッテリを入れることができるのだ。

裏側を見てみると…… 裏側を見てみると……(※画像をクリックすると拡大します)
裏側もケータイなのだ! 裏側もケータイなのだ!(※画像をクリックすると拡大します)

 10キー部分の背面を見ると本体にはめ込む「爪」の部分に接点がある。10キーの固定と電気的な接続をまとめてしまうアイディアはなかなかのもの。またバッテリはフルタッチ&両面対応を考えてか1000mAhの大型のものを搭載。バッテリにはきちんとメーカー名や生産年月も書かれているので、この容量は本物だろう。このようにトンデモケータイは書かれている説明などが本当なのかウソなのか、それを見極めなくてはならないのが困りものでもある。

10キー部分がはずれる 10キー部分が外れる(※画像をクリックすると拡大します)
本体にはまる爪の部分に接点が 本体にはまる爪の部分に接点が!(※画像をクリックすると拡大します)
こうしてみると普通のケータイだが、裏側がフルタッチケータイになっているのがすごい こうしてみると普通のケータイだが、裏側がフルタッチケータイになっているのがすごい(※画像をクリックすると拡大します)

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]