ところで待ち受け画面をよーく見てみると、左下あたりに三角形のマークが見えている。これ何だろう?と思って触れてみたところ、某社のフルタッチケータイに類似した、左側面にウィジェットが格納された画面が出てくるではないか。うーんこのインターフェースは独自じゃなくそのまま真似しちゃっているのね。それぞれのウィジェットを待ち受け画面にドラッグ&ドロップして移動できるのも一緒だ。
フルタッチ操作を使いやすくするためにこのようにしているのだろうけど、せっかくいい製品だけに中身もがんばって自社で開発してほしかったところ。ま、そんなことを言ったところで所詮これはトンデモケータイ。ハードを一生懸命開発しながら、ソフトのほうは手を抜いちゃうわけね。
メニューのアイコンは大きめで、指先で操作しやすいように気を使っているなどがんばっている部分もある。とはいえやっぱり物理的なキーのほうが押しやすいって考える人も多いのだろう。ZJR659の背面10キーは物理的につながっているだけでメニュー画面からの操作はできない。すなわち電池カバーに10キーを取り付けているだけという単純な構造なのだ。でも実際使ってみるとこれが意外と便利、このアイディアを笑ってはいけないぞ。機会があればぜひこのZJR659に触れてみて、その使いやすさに感服してほしい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」