今回紹介する製品は「Jugate」というメーカーのもの。聞き慣れないメーカーだが、メーカー名がないトンデモケータイの世界では名前があるだけでもまともである。そして製品のモデル名は「ZJR659」。いったい何故ゆえZJRで、型番が659なんだろうか。普通はもーちょっとわかりやすい製品名をつけるものなんだよなぁ。結局お店で「えーとJugateのZなんたらとかください」って言えば、「あー、Zなんとかね」と、製品名がわかんなくても通ってしまいそう。つまり製品名が意味を成さないってことなのだ。
でも製品はかなりまとも。ポーチからZJR659本体を取り出してみると、本体表面はヘアライン加工されたメタリックな雰囲気で高級感がある。またフルタッチディスプレイにはなんとあらかじめ液晶保護シールが貼られているのだ。普通トンデモケータイ用の保護シールなんて売ってないし、このあたり実際に利用するユーザーのことを考えているなんてなかなか心憎いぞ。また発着信のボタンの押し具合も悪くない。
本体の厚みは1cm弱だが、側面のデザインもすっきりとしていて悪くない。カメラはVGA。なのに堂々と12.1メガピクセルなんて表記しちゃうのが相変わらずトンデモメーカーの悪い癖なのか。まぁもしかしたらこの薄さから「コンデジケータイ」らしくして売ろう、なんて考えもあるのかもしれない。確かに以前紹介した「見た目がまんまデジカメケータイ」よりもこちらのほうが今のコンデジ風かもしれない。
スタイリッシュなZJR659だが、実は手に持っていじってみるとちょっとした違和感を感じてしまう。すっきりとした外観なのに、なぜか手のひらはゴツゴツとした感触を受ける。そういえば購入時に店員さんが「箱はいるか?」と聞いてきたことを思い出した。有名ブランドっぽいポーチを入れるための、さらに外箱が付属していたのだ。何か機能などがそれに書いてあるかもしれないと思い、改めて箱を見てみるとそこには驚異的なことが書かれていた!
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