ということでパッケージの中からもう1つの電池を取り出そうとしたら、金属製の物体が中に入っていることに気がついた。パッケージの中なんて普通はACアダプタ、USBケーブル、電池、ヘッドセット、あとはマニュアルくらいしか入っていないから、他のモノが入っているとは思いもよらなかったのだ。これはケースかな?あるいはH18をベルトに留めるためのクリップ?やっぱり大手メーカーは何かしらのおまけを付けてくれるんだろうか?
ところがその物体を出してみて驚いた、というかブッタマゲタ!おいおいおいおいおーい、そうきましたか!そうなのかっ!なんとこの物体は「数字キーパッドユニット」だったのだ!そう、このユニットを標準の電池カバーと付け替えることで、H18の本体下部に数字キーが装着できるのである!普段は小型のフルタッチケータイ、文字や数字をガンガン打つときはアタッチメント装着で普通のケータイに、とH18を変身させることができるわけである。
なお数字キーパッドユニットの脱着は電源が入ったままでもOK。単純に電気的な接点で接続されているだけなので特別なON/OFF操作は不要だ。てかわざわざメニューから切り替えたり特殊なボタンを押すとかそんな設計をしていたら、かえってコストが上がってしまうだろう。使う側だって「数字キーを使いたいときだけ付けたい」って素直に思うわけで、ややこしい操作が必要では誰も使ってくれない。原理的には恐ろしく簡単だが実用性はこれで十分、そしてユーザーフレンドリー。こんな単純なアイディアをすぐ製品にしてしまうところが中国メーカーのよいところなのだ。
ただしこの数字キー、普通のケータイのように横にキー3つ×4列ではなく、キー4つ×3列となっている。0(ゼロ)と*と#が右側にあるのがちと使いにくいところ。とはいえ普通の配列にすると縦長になってしまい、合体させたときの本体サイズがさらに長くなってしまうのだろう。下にユニットを合体、というギミックはやっぱりちょっと無理矢理だったのかもしれない(笑)
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