今回紹介する製品はそのSkyworthのH18だ。メーカーの説明によると「金属製の高級なボディ」がウリだそうで、たしかにメタリックで美しい外観をしている。パッケージを開けて実機を取り出してみても、パッケージイラストと遜色のない高級感ある仕上がりだ。このあたりはさすが大手TVメーカーの製品で、素材もいいものを使っているのだろう。ディスプレイの下に印刷されている自社ロゴも誇らしげに見えてくる。
でもね、以前の連載記事を思い出して欲しい。世界シェア一位のあのNokiaが中国向けに投入したトンデモっぽいケータイ、Nokia 6208cにこのH18はどことなーく似ているような気がしませんか?微妙にデザイン変えているけど、基本的な部分はそっくりすぎる。ここまでならば中国でも大丈夫ってことなのかもしれないけど、それにしてもいいんだろうかこんなそっくりなのだしちゃって?気になる人は以前の記事を見て比較して欲しい。
参考記事
世界No.1メーカーが作った中国トンデモケータイとは?
気を取り直してH18を見ていこう。本体は金属製、細部の合わせ目なども結構ちゃんとしている。背面には大型のスタイラスペンが「刀」のように装着されており、この雰囲気もやっぱりNokiaにそっくりだ。うーん本当、ここまでやっちゃってもいいんですかね大手メーカーが?なんかこのあたりを見ているとメーカー名不詳なトンデモケータイのほうが正しいモノ作りをしているように思えちゃいそうなんだけど(笑)。まぁとにかくこのあたりも大目に見てあげることにしておこう。
さてH18の外見をまずは見てみたのだけれど、あれれ?何かおかしくないだろうか?だってパッケージ写真を見ると画面の下には数字キーが描かれている。ところが入っている製品には数字キーが無い!これって違う製品が入っているのか?はたまたパッケージが適当なイラストで実機はフルタッチ操作のみに対応ってことなんだろうか?お店で買うとき店員さんは「これはなかなかいいぞー」って言っていたんだけど、またまた騙されたのか、オレ!?
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