筆者は「Bing」を使うことにした(FirefoxのツールバーでBingを使うにはアドオンをダウンロードする必要があるが、これは簡単にできる)。使い勝手にはそれほど違いを感じなかった。とはいえ、米YahooのPrabhakar Raghavan氏が2月に同社の検索イベントで指摘したことについては、確かに納得させられた。
BingとYahooは、多大な時間を費やしてGoogleとの差別化に取り組んでおり、検索結果ページに、画像、グラフィック、動画を組み込もうとしている。ニッチな検索では、そのような構造化されたコンテンツは表に現れない。つまり、大部分の検索ではまだ、MicrosoftとYahooが禁句とする「10の青いリンク」が表示される。両社が本当に、人々のネットサーフィンの習慣を変えたいと思うなら、その点を改善する必要がある。
筆者はここ1年ほどGmailをメインの電子メールとして使っている。「会話」表示に慣れるのには多少時間がかかったが、メールの整理とスパム対策という観点からGmailを気に入るようになった。
筆者は、別の電子メールクライアントを通じたIMAP接続を設定しても、背後ではGmailが動いていることになるため、ごまかしになると考えた。そこでこの実験では、「Yahoo Mail」を選んだ。米CNETは社内で、さまざまなオフィス間のコミュニケーションに「Yahoo Messenger」を使っているためだ。
無料ウェブメールをセットアップする方法は数多くあるため、切り替えは簡単だ。唯一苦労したのは、2つの電子メールシステム間の重複を管理することだった。しかしそれは主に、筆者が不動産会社や住宅ローン仲介業者から膨大な数のメールを受信しており、それらの業者に一時的なメールアドレスを伝えることで混乱させたくなかったためだ。これは単にGmailからYahooのアドレスに転送することで解決できた。厳密にはごまかしだと思うが、大事な時に住宅関連の連絡先にアドレス帳を更新してもらおうとするよりは簡単だった。
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