「iPhone」ユーザーであれば、Safariブラウザ内の検索エンジンはデフォルトでGoogleに設定されている(ただし「設定」メニューからYahooに切り替えることはできる)。しかし、YahooとBingのいずれについても、検索、メール、ニュースフィード、道順検索に使えるiPhoneアプリが提供されている。
BingのiPhoneアプリは非常に便利で、音声入力検索と正確な道順検索機能は、タホー湖への旅行に重宝した。また地図機能にも、特定の範囲内のさまざまなレストランや商店を検索できる便利なフィルタがある。デザインの面では、Google Mapsの方が筆者の好みだと言わなければならないが、「Bing Maps」でも確かに目的を達することができた。
Google Buzzのリリース後に、そのプライバシー設定について議論が巻き起こったため、職業上の理由から状況を把握するために誓いを破らざるを得なかった。しかし、Buzzで筆者をフォローしている人(そしてFacebookで友達になっている人)ならお気付きのように、筆者は基本的にソーシャルメディアサービスに頻繁に投稿するタイプではなく、今回のようなことがなければ、Buzzがなくても困らなかっただろう。
この記事を書くまで、「Google Calendar」をiPhoneおよびデスクトップアプリケーション「iCal」と同期して使っていたことを完全に失念していた。その点については読者からのお叱りを受けるつもりだ。Microsoftの「Entourage」を使わないで済むなら、それだけの価値は確かにある。Entourageは、これまで考案されたMac向け電子メールおよびカレンダークライアントの中で最悪と言ってもよいもので、米CNETのIT部門ではこれしかサポートされていない。
YouTubeを使わないのはつらかった。とにかくYouTubeほどの幅広さと奥深さを備えたオンライン動画サービスはほかになく、友人から送られてくる、面白いに違いない(が、すぐに消えてしまうであろう)リンクを見過ごさなければならなかった。「Google Reader」との別れもつらかった。代わりのウェブベースのサービスをいくつか試したが、それらははるかにバグが多く分かりにくかった。ただ、デスクトップアプリケーション「NetNewsWire」は十分役に立った。
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