MJ88をパッケージから取り出してみよう。パッケージを開けるとすぐに見えるのはMJ88本体なのだが、数字キー部分が透明だ!パッケージイラストはもしかしてウソじゃないかと思っていたけどこれは本当だったのね。透明な数字キーを備えたケータイなんてとても珍しい。これだけでもかなり得したような気分になれるのだけど、メリットはあるんだろうか?いやまぁそんなことは考えずに、とりあえずまずは外観をレビューしてみようじゃないか。
本体は側面上部の周囲がメタリックなパーツで縁取りされており、またディスプレイ周りのホワイトと合わせて上品な感じだ。選択キーの真ん中がホワイトなのも、本体の色に合わせてのことだろうか。緑の発信ボタンが2種類あるのはデュアルSIMカード対応のためで、緑の線が2本あるほうが2枚目のSIMカードの発信キーとなる。また青いボタンはショートカットボタンのようだ。トンデモケータイというよりちゃんとしたケータイっぽいぞMJ88!
そして数字キー部分は本当に透明の素材が使われている。おそらく硬質プラスチックだろう。印刷物の上に置いてみるとちゃんと透けて下の部分が見える。これってタッチパネルを透明な素材の中に埋め込んでいるのだろうか?いずれにせよコストは高めになるだろから、この「透明数字キー」がMJ88の最大の特徴ってことになるのだろう。実際に手に持っているとわかりにくいのだが、カフェなどでテーブルの上に置いておけば結構目だって「あれ、何かおしゃれなケータイじゃない?」って評判になっちゃうかもしれないぞ。それくらい出来は悪くないのだ。
一方、背面はこちらもホワイトの電池カバーがすっきりした仕上がりで美しい。透明な数字キーとの間はアルミライクなパーツで仕切りがあるのも高級感が漂っている。スピーカーの処理もいい感じだ。そして上部にあるカメラ部分にはしっかりと「8.0 pixels」とある。うーんパッケージの記載はやっぱり正しいのかなと思えるのだけど、これって「8ピクセル」であって「8メガピクセル」じゃないんだよね!8ピクセルって、2×4ドットの解像度かよ?(笑)。んなわけないだろうけど、適当なことやってるとこんなことになっちゃうわけなのね。困ったちゃんだなー。なお実際のカメラ画質は1メガ。まぁ同じメガピクセルなので大目に見といてあげよう。
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