Micron Technologyは、世界最大のフラッシュメモリメーカーの1社であるNumonyxを買収することで、フラッシュメモリチップのポートフォリオ強化を狙っている。
MicronとNumonyxは米国時間2月9日、MicronがNumonyxを約12億7000万ドル相当の株式で買収することで合意に至ったと発表した。
Numonyxは2008年、IntelとSTMicroelectronicsによって設立され、IntelのNOR型フラッシュメモリ事業とSTMicroのNAND型フラッシュメモリ事業を統合した。
Micronは米国最大のメモリチップメーカーで、ジュネーブに拠点を置くNumonyxは世界最大のNOR型フラッシュメモリサプライヤーである。NORは、Micronが以前より製造を手がけているNANDとは用途が異なる。NANDはAppleの「iPhone」や間もなく発売の「iPad」といったモバイルデバイス向けのデータストレージとして使われるのに対し、NORは伝統的に携帯電話で使用されてきた。
今回の買収案件は規制当局による審査の対象となっており、3〜6カ月以内に手続きが完了する見通しだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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