社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した、移動電話の国内出荷実績で、2009年の携帯電話・PHSの国内出荷台数が集計開始以降、前年比で過去最大の減少になったことがわかった。
JEITAの発表によると、2009年1月から12月までの携帯電話・PHSの国内出荷台数は前年比で25.5%減の3130万台。減少は2年連続で、減少率は2008年の同18.7%減をさらに上回った。暦年の出荷台数が4000万台を割り込むのは10年ぶりで、市場が拡大期にあった1998年規模の水準となった。
また、2009年12月単月での出荷台数は268万台。前年同月比では15.7%の減少となり、前月の9.9%減からさらに落ち込んだ。
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