社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、10月度の携帯電話およびPHS国内出荷実績を発表した。国内出荷台数は210万8000台で、前年同月比95.2%増と2倍近い伸びになり、2カ月連続で前年を上回った。
これは、2008年10月の出荷台数が108万台と、近年にない低い水準であったことが主な要因。引き続き国内景気後退の影響などを受けており、前月に比べて出荷台数は落ちている。ただ、JEITAでは「さまざまなニーズに対応した端末のラインアップが強化され、買い替えに良い影響を与えている」とコメントしている。
携帯電話のうちワンセグ対応製品は164万7000台で、前年同月比126.8%増。ワンセグ搭載率は80.6%となり、統計開始以来の累計出荷台数は6966万5000台になった。
PHSの出荷台数は6万4000台で、前年同月比1.9%増と16カ月ぶりに前年を上回った。
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