メディア調査会社Nielsenの発表によれば、Googleは2009年12月の米国検索市場においても首位を維持し、米YahooとMicrosoftは同社を追う展開となっているという。
米国時間1月13日にリリースされたNielsenの「December U.S. Search Rankings」リポートでは、米国のインターネットユーザーたちが2009年12月に実施した検索数は99億回を超えたとされている。そのうちGoogleの検索数は約67億回となっており、12月の総検索数において67.3%のシェアを獲得するに至った。
一方、Nielsenによる12月の調査で、Yahooは第2位に入っている。Yahooの検索数は14億回を超え、14.4%の市場シェアを押さえている。また、Nielsenによれば、Microsoftの「Bing」の検索数は9億8600万件で、9.9%の検索市場シェアを占めた。Ask.comのシェアは1.7%、My Web Searchのシェアは1.0%、Comcastのシェアは0.5%と続いている。
Googleの検索市場での優位性は、11月から12月にかけて、さらに拡大している。Googleの11月時点の検索市場シェアは65.4%だったのに対して、Yahooのシェアは15.3%となっていた。Bingが11月に10.7%のシェアを占めていたにもかかわらず、12月に大幅に減少したのは注目に値する点である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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