WISEが適切に機能するには、それ自体の熱が、観測対象である天体から発せられる赤外線に影響しないようにする必要がある。そのために、8ケルビン、つまりカ氏マイナス447度(セ氏マイナス265度)という低温を、この真空密閉装置クライオスタット(極低温の水素で満たされている)と、さらに現在は宇宙の真空を利用して実現している。NASAによると、冷却液は蒸発してしまうまでおよそ9カ月間持ちこたえると予想されており、その間にWISEは全天の探査を1.5回実行する予定だという。
提供:NASA/JPL-Caltech/LMATC
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