とまぁ本体のレビューの前にあれこれと楽しませてくれる今回のミニケータイ、メーカー名などは本体正面に書いてあった。メーカーはLINWON、モデル名はT288。このLINWONはトレードマーク記号がついているのだが、そこまでするほどのものなのかねぇー?ちなみにバッテリーには「嘉信M7」と書いてあるので、もしかしたら別のケータイと共通のバッテリーなのかも。まぁとにかくテキトーだらけなのである。そいやトンデモケータイって、形だけでも保証書が入っているんだけど箱の中には何も入っていなかった。あったところで修理なんてしてもらえないんだけど、保証書が無いのはちょっと損した気分になっちゃう。
このT288の本体サイズは高さ14mm×幅73mm×奥行き42mm。手のひらにすっぽりと収まるのがいい感じである。本体右上には大きめのストラップホールがあり、ここにネックストラップをつけて首からぶら下げて使うのもよさそうだ。ディスプレイの右に数字キーが配置されたスタイルが特徴で、本体は横方向にして使うのが正しい。ただこのおかげで片手では文字が打ちにくいという欠点がある。ま、だからといって縦型のレイアウトにしたら「ただの小さいケータイ」ってことで目立たない存在になっちゃうのかも。T288の売りは「小型」「しかも横スタイル」ってところなのだ。
本体右側面にはカメラボタンとボリュームボタンがあるが、カメラボタンが下側にあればシャッターが押しやすいんだけどねぇ。このあたりの作りこみはやっぱり甘いぞ。一方本体下部にはメモリカードスロットとUSBポートがツライチで並んでおり、共通のゴムカバーで覆われている。この処理はデザインを考えているようで好感の持てるところだ。T288は全体的に上品なスタイルをしているので、これをちゃんとしたメーカーが売ったら結構人気になるんじゃないだろうか?
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