てなことで「このちびケータイ買います!」と店員さんに告げたところ、「えーっと、箱あったかなー、ちょっと待ってろ」と待たされること10分。ようやく持ってきてくれたパッケージはちとボロボロ。まぁ中身がちゃんと入っていればいいんだけどね。基本的な動作チェックだけその場で行い帰宅したのだが、帰宅後に改めてパッケージを見てみるとかなり変だ。てかこれでいいのか?なにせそこに書いてあるのは「PDA知能手機(PDAスマートフォン、って意味か)」。加えて謎のヘリコプターの写真。側面にも「Cell Phone」。メーカー名も何もあったもんじゃない。過去のトンデモケータイたちは、とりあえずメーカー名はなくても入っているケータイの写真やら機能などはちゃんと書いてあったんだけどね。
しかもこのパッケージはスリーブ状になっており、中を引き出して見るとそこにはこれまた不思議な5つの輪(笑)。まぁ五輪なんだろうね。ってことでこれが生産されたのは北京オリンピックの前なんじゃないだろうか。とりあえず北京オリンピック特需にあやかりたくてこんなパッケージにした?でもなぜ外側はヘリコプター?意味わかんねーぞー!
そして中のパッケージを開けばようやくミニケータイとご対面なのだが、ケータイがちゃんと入っていない。てかケータイ入れるところのサイズがこれまたテキトーだ。どうりで店員がケータイを持ってくるときにカサカサとこの箱の中から音がでてきたわけだ。しっかしこのテキトーさ、売れなくなった他のトンデモケータイの流用なの?まぁ一つだけ言えることは、こんなケータイ買う人たちって買ったその場でパッケージなんて捨てちゃうだろうから、パッケージなんてどーでもいいってことなのだろう。実際トンデモケータイ屋の周りには空き箱が捨てられていることが多い。
ちなみにマニュアルも素敵だ!汎用マニュアルなので実機の写真はない。だから電池のはずし方やSIMカードの入れ方も書かれていない。しかもスペック表を見ると本体サイズは「実機に準ずる」(笑)。って、お前らこれでいいのかっ?いや、中国だからこれでいいのだ!!。
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