Mozillaは、Windows、Mac、Linux向けに「Firefox 3.6」の第2ベータ版をリリースした。同ブラウザを2009年内に正式リリースすることを目指している。
ブラウザの外観をカスタマイズできるようにする「Personas」などの多くの新機能を搭載したFirefox 3.6の第1ベータ版がリリースされてからは、まだ2週間も経っていない。新たにリリースされた第2ベータ版では190件に及ぶパッチが追加されており、MozillaのFirefox担当ディレクターであるMike Beltzner氏は、ブログへの投稿で、「非互換のソフトウェアがFirefoxをクラッシュさせることのないようなメカニズム」が実装されたことを記している。
また、第2ベータ版では、ウェブ開発者が大いに興味を抱きそうな構造面での深い変更点が数多く追加されている。その中には、CSS(Cascading Style Sheet)と呼ばれるフォーマット技術でカラーグラデーションを用いる際のシンタックスが、第1ベータ版と第2ベータ版では異なることが挙げられる。
Mozillaは、Firefoxのリリースペースを速めようとしている。「Firefox 3.7」は2010年前半に、「Firefox 4.0」は2010年後半にリリースされる予定である。Firefoxは、「Google Chrome」ブラウザからの新たな競争に直面している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス