Mozillaのブラウザ「Firefox」の最新バージョン、そしてアップデートをこれまでよりも頻繁に提供するというFirefoxの新しいプロセスを是非試してみたいという人は、今回リリースされたFirefox 3.6の第1ベータ版を試してみるとよい。
MozillaのFirefox担当ディレクターであるMike Beltzner氏と、MozillaのエバンジェリストであるChris Blizzard氏によれば、新バージョンには以下のような機能が追加されているという。
さらに、Mozillaは開発者がより詳細に知っておくべきFirefoxの変更点について、完全なリストをリリースした。
Firefoxは第2世代のブラウザ戦争において、前衛の役割を果たしている。FirefoxはAppleの「Safari」やGoogle Chrome、「Opera」と競争しているものの、これらのブラウザはすべて、Microsoftの「Internet Explorer(IE)」打倒に向けて、ある意味で同盟関係にもある。IEは最も普及しているブラウザではあるが、一部のタスクの処理が比較的低速で、最近ようやく、ウェブページ標準するようになった。その一方で、IEのライバルたちは、現在開発中のHTML5に含まれる新機能の搭載を積極的に進めている。
Mozillaは正式版を2009年中にリリースし、その後、Firefox 3.7を2010年前半に、そしてFirefox 4.0を約1年後にそれぞれ発表する計画だ。
アップグレードで厄介なことの1つに、Firefoxの機能を拡張するアドオンの互換性が挙げられる。新バージョンのブラウザを導入することによって、いくつかの変化がもたらされるからだ。Mozillaは、Firefox 3.6を3.5ユーザーに自動配信されるマイナーアップデートとしてリリースするべきか、それとも、3.5ユーザーが自分で公式サイトからダウンロードしなければならないメジャーアップデートとしてリリースするべきかについて、現在話し合いを行っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス